還暦のお祝い、古希のお祝い、あるいは退職祝い。「何を贈ろう?」と検索しては、画面をスクロールし続けていませんか。
名入れのお酒、ブランドの財布、高級なパジャマ——どれも素敵なのに、なぜかピンとこない。そんなとき、ふと親御さんの顔を思い浮かべて気づくのです。「もうモノはいらないよ」と笑うあの表情を。
この記事では、還暦・古希・退職祝いの新しい選択肢として、「家族の記念映像」という贈り物をご紹介します。モノではなく、家族の時間そのものを形にするギフトです。
「もうモノはいらない」と言われてしまう問題
60代、70代の親に贈り物を選ぶとき、多くの方がぶつかる壁があります。
欲しいものは自分で買っている。収納スペースは限られている。健康上の理由で食べ物・飲み物にも気を遣っている。「気持ちだけで十分だよ」と言われると、子どもとしてはますます困ってしまいます。
実際、ギフト関連の調査では「60代以上がもらって嬉しいもの」の上位に「体験」や「家族と過ごす時間」が挙がることが増えています。モノの豊かさを十分に知っている世代だからこそ、形あるものより心に残る何かを求めているのかもしれません。
「体験を贈る」トレンドの先にあるもの
そうした流れを受けて、旅行券やレストランの食事券、エステの体験チケットなど「体験型ギフト」は年々人気が高まっています。家族写真のスタジオ撮影を贈る方も増えました。
どれも「モノではなく、時間と思い出を贈る」という点で共通しています。けれど、ひとつだけ、こうした体験ギフトでは届けにくいものがあります。
それは、親御さん自身の声と言葉です。
旅行先での写真は残ります。食事の記憶も残ります。でも、「お父さんが何を考えて生きてきたか」「お母さんが若い頃に夢見ていたこと」は、意識して聞かなければ、いつの間にか聞けなくなってしまう。
そこで注目されているのが、「記念映像」という贈り物です。
親の人生を映像で残す、という贈り物
記念映像とは、親御さんにインタビュー形式で人生を語ってもらい、それをプロの映像として仕上げるギフトです。
幼少期の思い出、仕事に懸けた日々、家族への想い、これからの夢。カメラの前で語られる言葉には、日常の会話では出てこない深さがあります。ふだんは照れくさくて言えないことも、インタビューという「場」があることで自然と口をついて出てくる——そんな不思議な力があるのです。
家族全員の「宝物」になる
記念映像のもうひとつの魅力は、贈った側にとっても宝物になるということ。
還暦祝いに贈ったブランド品は、本人しか使えません。でも、お父さんが半生を語った映像は、配偶者も、子どもたちも、そしていつか孫たちも、繰り返し観ることができます。
おじいちゃんの若い頃の声を、おばあちゃんの笑い方を、まだ会ったことのない孫が知ることができる。家族の歴史を「声と表情」でつなぐ。それは写真アルバムの何倍もの情報量を持った、かけがえのない記録です。
「撮影チケット」として贈れる
「映像をプレゼントする」と聞くと、段取りが大変そうに感じるかもしれません。でも実は、お祝いの席では「撮影チケット」として贈るだけでOK。撮影日は後日、親御さんのご都合に合わせてゆっくり決められます。
還暦のお祝い会で「プロの映像撮影をプレゼントします」と伝えれば、それだけでサプライズになります。実際の撮影は数週間後でも数ヶ月後でも構いません。贈る側にとっても、受け取る側にとっても、負担の少ない形です。
「いつか撮りたい」は、たいてい「撮らない」になる
ここでひとつ、少しだけ大事なことをお伝えさせてください。
「そのうち親の話をちゃんと聞いておきたい」「いつか家族で映像を撮りたい」。そう思いながら、何年も経ってしまった——という方は少なくありません。
人の声や表情は、年齢とともに少しずつ変わっていきます。60歳のお父さんの声は、70歳になれば違うものになります。今の元気な姿、今の笑顔を映像に残せるのは、今だけです。
だから、お祝いや記念日という「きっかけ」は、実はとても大切。贈り物という形にすることで、「いつか」が「今」に変わります。
お祝いの贈り物が、家族の財産に変わる
還暦のお祝いとして撮った映像が、10年後、20年後に持つ意味を想像してみてください。
その映像には、60歳のお父さんが元気に笑っている姿が映っています。家族への感謝を、自分の声で語っています。孫に向けたメッセージが、温かい表情とともに残されています。
お祝いの場で一度喜んでもらって終わるのではなく、年月を経るほど価値が増していく贈り物。それが記念映像というギフトの、最大の特長です。
結果として、この映像はその方の「生きた記録」になります。将来、家族にとってどれほどかけがえのないものになるか——それは、歳月が証明してくれるはずです。
まずは、親御さんの次のお祝いで
お父さんの還暦、お母さんの古希、あるいは退職のお祝い。次の記念日に、「家族の記念映像」を選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
モノではなく、時間を贈る。声を残す。家族の物語を形にする。
きっと、贈った日よりも受け取った日よりも、もっと先の未来で、「あのとき撮っておいてよかった」と思える日が来るはずです。
結い言(ゆいごん)は、合同会社トルアスが運営する記念映像・メッセージ映像の制作サービスです。テレビ局出身の代表・大平健人が、プロの技術と「聞く力」で大切な言葉を映像に仕上げます。鹿児島市を中心に九州全域で対応しています。サービスの詳細は 結い言 公式サイト をご覧ください。